喃語とは?赤ちゃんがいつから喋る?少ない時の増やし方
喃語とは、子どもが、はっきりとした言葉を喋る前に話す言葉のことです。
バブバブ、マンマンマンなどのような言葉をよく言うようになります。
1歳前後で喃語が少なかったり、3歳前後で喃語ばかりだと、自閉症なのではないか、などと心配になりますよね。
喃語とは何なのか、自閉症との関係、喃語を育てて言葉に育てるママの関わり方・育て方についてお話します。
喃語は、子どもの月齢とともに、次のように、発達していきます。
赤ちゃんが生後2~3ケ月すると、機嫌の良いときに、「あー」「うー」などの声を出すことをクーイングといいます。
喃語は、母音で作られ、舌を使わない音で、子どもは最初に、母音を発声します。
クーイング後、クーイングを繋げたような、「あーあー」「あーうー」といった喃語を発します。
「ぶー」「だー」「ば」など、子音を含む喃語を発します。
「まんまんまん」「だーだーだー」など、同じ音を重ねてた喃語を言うようになります。
好きな喃語を繰り返し喋るようになります。
生後10ケ月頃からは、喃語が少なくなって、身振り、手振りになったり、喃語が初めての言葉「初語」に変わったりします。
初語は、「ママ」「パパ」などが多く、車を「ブーブ」と言うなどの幼児語を話すようになります。
自閉症の子どもは、音を発することが苦手で、喃語の種類が少なかったり、2歳や3歳になっても喃語だったり、話し始めても音が綺麗に発音できないことがあります。
また、言葉の意味の理解も遅く、意味のある会話が遅れることがあります。
言葉の代わりにクレーン現象やジェスチャーで伝える子どももいます。
幼児期の言葉には、個人さも大きいので、喃語が少ないだけで、自閉症というわけではありません。
>>自閉症とは
>>自閉症の子どもの言葉の遅れと対処方法
喃語が少ないな、と思ったら、お子さんの言葉に耳を傾ける時間を多くしたいですね。
お子さんが、機嫌よく、喃語を言っているときに、笑顔でうなずいて、まねして言う。
そんな風に、ママがお子さんの喃語の世界に入っていくと、喃語が増えていきますよ。
喃語をほとんど言わない、特定の音しか発しない。そんなお子さんには、以下のような、子どもの喃語を増やす関わり方をしていきましょう。
自閉症、発達障害、言葉が出ない・遅い子には、 最初は、音を楽しめて、簡単に発音できる言葉から教えましょう。
滑り台を滑る「シュー」や車の通る音の「ブーブ―」などが良いでしょう。
そして、一緒に楽しく発音することが大切です。
お子様が滑り台を滑っているときに楽しそうに抑揚をつけて、また車が通るところを見ながら「あ、大きい車がきたよ!!”ブーブ―”」、 車のおもちゃでお子様と遊びながら「車がきたよ”ブーブ―”、あ、ぶつかっちゃう”ガッチャーン”、”ドカーン”」と一緒に楽しむのが良いですね。
子どもは、楽しいことをよくまねしますので、親子で盛り上げて楽しんでいくと良いですよ。
ギッタンバッコン
この時期には、こんな関わり方をすると良いですね。
>>口形模倣・口角模倣をできるようにする、
>>音声模倣・まねをできるようにする
こんなに喃語も出ているし、言葉ももうすぐのはず。
いつ話してくれるかな。
最初の言葉は何かな?ママかな?パパかな?
そんな風に楽しみにしているのに、待っても待っても、言葉が出ない。喃語ばかり。
そんなときは、幼児語など、子どもの言いやすい言葉を沢山はなしかけてあげましょう。
また、子どもが喋らなくて住むような環境になっていませんか。
ちゃんと言葉で伝える環境を作って、子どもに言葉を教えていくことが大切です。
>> 喃語はいつまで続くの?早く言葉が出てほしいママのための関わり方
を参考にしてください。
ここまで書いてきた事を試して、言葉が溢れる環境を作っていきましょうね。
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>>言葉の発達の順番(幼児期)と出てこない時の引き出し方
>>奇声 発達障害や自閉症の子どもの行動と対処方法
>>オウム返しとは その対処法は
>>ご家庭でできる家庭療育方法
>>3歳言葉が出なかった子も喃語から要求語へ パーソナル療育プログラム
>>1歳喃語から言葉へ パーソナル療育プログラム
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