一緒に遊べない子には 子どもの遊びに寄り添う
発達障害、自閉症、知的障害、言葉が遅いお子さんは、なかなか、一緒に遊べない子が多いですよね。
一人遊びからやり取り遊びへ誘っても乗ってこない、一人で遊んで、声をかけても聞いてくれない。
こんな時は、まずお子さんの遊びに大人が寄り添うところから始めると良いです。
子どもは、大人が大したことないと思うようなことでも、凄く喜びます。子どもの目がきらっと光った瞬間を見逃さないようにし、子どもがどんな遊び方で喜ぶのかを観察しましょう。
好きな遊び方を見つけたら、大げさに、楽しそうに、繰り返し遊んであげることが大切です。
まずお子さんが取る前に手渡すようにします。
しばらくそれを続けたら、今度は渡す前に少し間を置きます。するとお子さんが「あれ?」という顔で見てくるので、そこで「ちょうだい」と言ってお子さんの手のひらを自分に向けて、見本を示します。これを繰り返すと、簡単なやり取りを交えた遊びに発展します。
遊びと日常生活をリンクさせることも大切です。
特にごっこあそびなどが出来ないお子さんにはやってほしいことです。
食事に興味が出てきたら、是非おままごとを一緒に楽しみましょう。
毎日生活の中でやっていることは、興味も出やすいし、遊び方も想像がつきやすいです。
日常生活と同じようにやって、楽しみましょう。
また、日常生活においても、「おちゃわん取って」、「お箸ある?」など、お手伝いや言葉のやり取りをするように心がけると相乗効果がありますね。
子どもは、生活の中で、遊びの中で、たくさんの言葉を覚えていきますよ。
言葉が遅い、発達がゆっくり、発達障害や自閉症、グレーゾーンのお子さんを持つお母さんのアドバイザー
澄川綾乃のカンタン家庭療育(ピアレントトレーニングをしています)
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