3歳家庭療育プログラム:パーソナルプログラム自閉症言葉が遅い
自閉症でこだわりが強くて遊びが広がりづらい3歳の子のご相談支援事例です
2019年2月3日8:16 PM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
自閉症でこだわりが強くて遊びが広がりづらい3歳の子の改善事例です
自閉スペクトラム症と診断されているお子さん。 自閉症独特の、こだわり、 言葉の遅れ、 目が合いずらい・集団行動が苦手・人に合わせるのがなどの人とのかかわりが苦手さがあります。 家庭療育プログラムの改善事例をお伝えします。
家庭療育プログラム開始前のこだわり・言葉について
開始前はこんなご様子でした。 こだわりが強く、遊びに誘うと第一声「ダメ」。 多くの事に対して最近は「ダメ」と言って拒否の姿勢を示して、ことごとくやりたがりませんでした。 言葉は、簡単な要求や拒否する気持ちを伝える(お母さん、〇〇して、やちょうだい、やダメ) ・「おはよう」「こんにちは」などの簡単な挨拶や、「どうぞ」に対しての「ありがとう」や「痛い」に対しての「ごめんなさい」など決まったやりとりが主でした。 質問に対しての返答が出来ませんでした。
家庭療育プログラム:こだわりや言葉の改善
こだわりをくずすための遊び方 遊びは、なるべく単純で出来そうなことを課題とし、楽しそうに誘うようにしました。 遊びに誘うとき、かしこまって誘うと拒否しますが、 こちらが楽しそうにやっていると、近寄って参加する様子が見られます。 そこで、かしこまって誘うのでは無く、さりげなく、楽しそうに見せてあげるようにしました。 子どものダメ、という言葉を、「・・・しないで」「・・・したくない」「こっちがやりたい」など、言葉のバリエーションを増やして、「ダメ」以外の言葉を増やしました。 いつも「ダメ」と相手に強い口調で言うと、ママや園の先生も教えずらいし、お友達も誘ってくれなくなってしまうので、人と良い関係で関わっていける子になるためにも、いろんな言い方を覚えてもらっています。 普段の生活の中でも、生活に使う動詞を増やして、一言では無く短い文章で言えるように練習しています。
家庭療育プログラム受講中:ことばなどの改善
家庭療育プログラムを続ける中で、最初から拒否、ということが減り、 一緒にやろうとしてくれるようになり、 園で遊ぶような内容は、少し出来るようになりました。 言葉の方も、増えてきたようで、私の教室で遊んできたことを報告してくれたそうです。 ママからこんなうれしい連絡を頂きました。
お風呂に入っていたら、 突然 「いっぱい遊んだね。楽しかったね!」と言いました。 園のことかな?綾乃さんのことかな?と思っていたら 「おりがみ作ったね。楽しかったね!」と。 どうやら、ああ見えてとっても楽しかったようです。 (お土産の折り紙ジュースも、嬉しそうに姉にプレゼントして、一緒に飲むフリをしていました)
こちらのお子さんが取り組まれているのは、このマンツーマンのサポートプログラムです。 遠方の方には、Lineのビデオ通話やお電話で対応しています。 ◆子どもらしい 生活や遊び、言葉の力をつける