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言葉が遅い子「沢山話すのに必要な会話が出来ない」は親の話しかけ方で変わります
2022年2月3日11:03 AM カテゴリー:発達障害や言葉が遅い子の家庭療育の効果・発達状況・お客様の声
言葉が遅い子「沢山話すのに必要な会話が出来ない」は親の話しかけ方で変わります
「こんなに喋る能力があるのであれば、
息子も必要な会話をうまく教えれば普通に喋れたはず」
ふとそんなことに気づかされた出来事がありました。
お客様の成長事例でも同様の事があったため
今日はその「息子の出来事」と「お客様の事例」をお伝えしたいと思います。
言葉が遅い息子もあの時「言葉を覚える準備が出来ていた!」
もうすぐ娘の1/2成人式。
1/2成人式とは、とある小学校から始まった行事で、それが全国の小学校に広まったものです。
20歳の半分の年齢である10歳の頃に、小学校の授業の中で二分の一成人式というお祝いをします。
これまでの自分を振り返ったり、これからの自分を考えたり、
育ててもらった親に感謝をする、という小学校の行事になります。
その一環で、娘は「赤ちゃんの頃を振り返る」という宿題が出されました。
そこで私と娘は、母子手帳や、小さい頃の写真や動画を見ていました。
小さい頃は、
ひとつのブランコに息子と娘が二人で乗ったり、お互いの真似をして遊んだり、
いつもいつも二人くっついてとても可愛いかったです。
あまりに面白すぎて、赤ちゃんの頃だけでなくこれまでの動画を見て行きました。
その中に、「あれ?こんなことあったんだ!?」と思った、あまり記憶にない動画がありました。
年中の発表会の練習の時期に家で撮影した動画です。
息子は劇のセリフをほとんど覚えていて、娘と一緒に走り回りながら劇をしていました。
自分の台詞だけでなく、他の子のセリフもやりたくて、
立つ場所を自分の場所、相手の場所と、交互に移動しながら、
全部のセリフを言っていました。
劇のセリフがお歌っぽくしてあったこともありますが、かなり長いセリフを覚えていました。
しかも意味を理解しているようで、言葉と振り付けがちゃんと合っていました。
こういう様子を見るとたとえ丸暗記であっても、これだけ言語の理解と長くしゃべる力があれば、
もっといろんな言葉を教えて言わせていれば上手に喋れただろうなあと思いました。
その頃の動画に、
私が繰り返し息子の言葉の間違いを指摘している動画もありました。
息子は素直に、何度も何度も言葉を考え直して、私に言わされていました。(笑)
私、こんなに何回も訂正してたんだ、よく嫌がらなかったよなと思いましたが、
動画の息子の表情を見ていると、嫌がるのではなく、自分が言えることが嬉しそうなんですよね。
自信があるのかなと思います。
こういう様子を見ると、この頃、息子が言葉を吸収する時期だったことがよくわかります。
話したいという息子の気持ちが見て取れました。
でもこの頃は、私の方が能力不足。
日常会話を支障なくできるようにする、自分の頭で文章を組み立てられるようにするような手法は、
まだ私には分かっていませんでした。
だから、こう聞かれたらこう答えるんだよという一問一答、
例えば、おかわりしたい時に「どうしたの?」って相手が聞いたら「おかわり欲しい」というような
一問一答でしか教えることができませんでした。
受け答えの練習だけでなく、自分が目にしたものや やっていることを全て言葉で表現できるということを目指す、
そのような方向性や具体的な関わり方が分からなかったために、それ以上してあげることが出来ませんでした。
結局、この時、息子の言葉の遅れを取り戻すことが出来ませんでした。
悔やまれます。
この記事を読んで下さっている方々には、同じ失敗をしてほしくありません。
このようなことは、お客様の事例でもよくあります。
子どもは長いことかけて言葉の基礎の力ができて来た、
けれども、そこからどう教えていいか親が分からなくて、
言葉があまり出ていない昔と子どもへの関わり方が変わっていない、
それで、子どもの発達がそこで止まってしまっている
ということがよくあります。
すでに言葉がはっきり遅れている場合、
子どもは苦手意識から人とコミュニケーションをあまり取ろうとしないため、
親が教えてあげる必要があります。
大人が子どもの足りないところをどんどん埋めてあげれば
子どもは喋れるようになっていくのですが、
大人がその方法を分かっていないことにはやりようがないのです。
これは、随分喋るようになった発達段階だけに限らず
言葉の出始めや、単語ばかりしゃべるなど、言葉の初期の段階も同じです。
言葉の発達の過程を知って、次にステップアップするための関わり方をしていってあげれば
今ある力をもっともっと伸ばしていくことができます。
言葉が遅れが家庭療育で改善!「子どもに分かるように話す大切さを実感」小学校1年生の子のママ
家庭療育プログラム:動画ことばプログラムを5歳の終わりから6歳にかけて6ケ月受講なさったお客様の感想をご紹介いたします。
家庭療育プログラム開始前の言葉の力
説明したり、言葉を区別して詳しく話したり出来ない
大きな牛の映像のとき「怖い」
見たくない と言えず全て「怖い」で代用
大人の番組で かねおくん そらちゃんが出てくると「怖い」
「怖い」という一つの言葉で全て言い表している
質問に答えられないものがある
この人だれ?どこ行った?など練習した質問には答えられるが、
どうしたの?なんで?のような質問には答えられない
自分の得意な話にすりかえてしまうことが頻繁にあります。
振り返りの会話が難しい
「今日はどこに行ったの?」
→ 「保育園」、
「今日は保育園で誰に会ったの?」→「~先生」
程度は答えられます。
形式的な受け答えが多く、
「今日は保育園で何をしたの?」 などの内容の伴った会話は出来ません。
共感して会話はまだなく、見たものの名前を言うだけ
「お母さん、「ペンギン!」」というように、
興味ある対象の名前 だけ 言います。
動詞や形容詞は、普段の生活の中で出ていますか?
出ていません。語彙が少ないです。
家庭療育プログラム開始前の困り事
ママが感じることや 療育の先生や園の先生から言われたこと等
会話のやり取りがほとんどできないこと
お友達とほとんど遊べていない事、変化に弱い事
家庭療育プログラムの開始前に効果を期待していたこと
★会話のやり取りが年相応にできる事
★お友達とルールを守りながら、遊べる事です。
家庭療育プログラム(動画プログラム)を受講後
子どもの成長・出来るようになったこと
子どもの成長・出来るようになったこと
言葉の力が伸びました。
言葉の力はどのくらい伸びましたか?困りごとは解決しましたか
一日の出来事を簡単には説明できるようになりました。
「今日は、給食で、~を食べた」
「今日は、~をしたよ。楽しかった。」
期待した効果は得られましたか
はい。毎月のプログラムをコツコツ練習するうちに、
単語だけだった言葉が文章になる事が多くなり、
会話らしいやり取りが増えました。
家庭療育プログラムの内容 やりやすさ・気づき
プログラムは取り組みやすいものでしたか?何がやりやすかったですか。
はい。レジュメと動画配信と両方あったので、助かりました。
プログラムで気づきはありましたか?
ジェスチャーを交えながら話す、
カレンダーに付箋紙を貼る、など、
何事も子供の目線で理解できる方法を工夫する事が必要である事に
毎回、気づかされました。
動画プログラムを受講して 現在の状況
ことばの力が明らかに伸び、会話のやり取りが増えました。
最後にメッセージがあればお願いします
(無料オリエンテーションで)個別に面談、(プログラムを開始するにあたり)計画策定してくださったので、
子供の成長段階にあったプログラムで効果的に学ぶことができました。
また、澄川先生の息子さんの近況もお知らせくださった事にも、励まされました。
ありがとうございました。
言葉が遅い子のママへ 実績ある方法でサポートしています
何をどう話しかけていいか分からない、
自分なりにやっているけれど子どもの成長があまり感じられない方は
ご相談ください。
保育の理論に裏付けされた知識と、
7年間で400組以上の親子を支援してきた実績のある方法で
支援しています。
▼子どもらしい遊びや言葉・生活の力をつける
ベーシックプログラム(トイレや着替えがまだの子はこちら)
▼子どもと話せるって楽しい!就学準備にも!
ことばプログラム
▼小学生のお子さんには
澄川綾乃のことばカンタン家庭療育では、
出来ないことを出来るようにするために、
何をすればいいか、具体的な方法をお伝えしていますよ。
日常会話が出来るようになると、子どもとの会話が楽しくなります。
そして、困り事も、子どもと話し合って解決することが出来ます。
今が一番大事な時期!今の積み重ねが、お子さんの将来の姿を作りますよ。
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