効果とお客様の声

言葉が遅くて教えた言葉ばかりで会話が広がらなかった3歳の子の支援事例

言葉が遅くて教えた言葉ばかりで会話が広がらなかった3歳の子の支援事例

3歳のお子さんの入園前後の支援事例です。

素晴らしい成長ぶりを教えてくださり、嬉しい感想をくださったので、

ご紹介させていただきます。

 

支援前(家庭療育プログラム開始前)

★が開始前の課題認識

【言葉】

言葉が増え始めたのは3歳過ぎてから、と遅かったです。
100語を超えてからメモを取っていないのですが現在400前後という感覚です。

物の名前・動詞・形容詞・二語文・三語文 

数字を言うというのは、1日のうち何度もあります。
目に入って読む(カレンダーやTEL番号や時計表示)、
覚えているものを言う(1-20、10とばしで100まで、3,2,1,0!)という感じで、
それを独り言にしないよう私もできるだけ相づちを入れたり
すごいねとほめたりしますが、
外でも言い出したのをきっかけに少し耳につくようになってしまいました。

 

せめて声の高さを普通にしてくれたらと思うのですが、
言葉の発達とともに変わっていくでしょうか。

 

言葉の力は単語がメインで、二語文少しと三語文も数個はあるのですが
教えたものであり促しており、
自発的・応用的になかなか広がっていかないことに焦りを感じています
(動詞 感動詞:飲む、食べる、行く、ちょうだい、かして、ありがと、
だっこ、おはよ、おやすみ、こにちは、もー、いや、えいえいおー、イエーイ、
だめ、出た、落ちた、つなぐ)

 

★細かい動詞は難しい(聞く力・話す力ともに)

(形容詞 形容動詞:おいし、かわい、きれい、かっこいー、おしまい、など生活でよく使うものは使える)
(二語文:〇〇のむ、〇〇食べる、〇〇ちょうだい、〇〇出た、かか好き、
 かかのコーヒー、ととの車、電車+色、車種+色)
(三語文:〇〇食べる開けて、〇〇いっこ食べた、だっこあっちいこ、
 かかクリスマスツリー(の動画)1回見る)

 

★応用が出来ない 多語文が出ない

★会話の分野狭い・浅い

★自分から質問してこない

・自分からこれ何?とか、なんで?などの質問をしてきません。
 そこを育てたいですが、方法がわかりません…。

「これ何?」は時期逃している
「なんで?」はまだかも

 

【遊び】おもちゃでは遊べるが、園の制作遊びが一人で上手に出来ない

・パズルは好き
・最近の遊び:積み木で真似して同じのを作る

★お絵描きは、自分で描かず、補助を求める 
「りんご描いて」
「マル描いて」一人で描く
「チョン描いて」一緒にやる
くぼみ 一緒にやる

★折り紙はまだ 2~3回折って完成するものから出来るようにしたい

★粘土はママが作って見せるくらい
(小集団 小麦粉粘土やる 親が作ったもんで遊ぶ)

 

【関わり】

・歌に合わせて手遊び出来る・指遊びも出来る
・キャッチボール 持ってくる 転がす
 ビーチボールは受けられる、投げられる
・絵本 聞ける 絵を見て字は少なめ 分野色々

 

★遊びのルールの理解や説明が出来ない
鬼ごっこ、かくれんぼ、じゃんけんが課題

★伝言や、聞いて来て、が出来ない

 

・自分の名前は認識していて、呼ぶとこちらを向く、
離れていたらそばに来てくれますが、返事が無言です。
ハイもなーに?も言いません。

 

「ハイは?」と促すとお返事しますがそれはオウム返し
お返事してねと教えても身につく様子はありません。
返事って自然にでるものではないんでしょうか、、、
ただし、フルネームで呼ばれると手を挙げて「はーい」とお返事できます。

【指先・運動】以下が課題
★注ぐ
★三輪車 こぐのは練習中
・でんぐり返りはまっすぐ・起き上がれる
★逆上がり(登ってくるけれど回っていない)
★はさみ
★紐結び
★洗濯ばさみ・ピンチハンガー・ハンガー

【身の回り】

トイトレが進みません。
トイレに誘えば嫌がらずに来て座ってくれますが
タイミングが合っていてもトイレでおしっこが出たことがないです。
オムツをはき替えた直後にしていることも多々あります。

濡れる感覚を知らせるためパンツにすると喜んではいてくれますが、
おしっこが出て知らせにくることもあればそのまま遊んでいることもある、です。

真冬に洗濯に追われることは私が落ちつかないのでやめました。
ここは入園前に効率よく何とかしたい点です。

 

★食事の介助をママがしている
 毎回手を貸している 手伝わないと、冷める
 お箸もスプーンも上手になりたい(下手持ちもする)
 刺せるものを出している 
 フォークは得意、スプーン、箸が苦手

 

★着替えが出来ない
・下は脱いで履ける
★上の服、前開き、が着られない
★チャック・ボタンが出来ない
★畳む・裏返すが出来ない

 

 

家庭療育プログラム:動画ベーシックプログラムを6ケ月受講後の成長

◆子どもの成長・出来るようになったこと

【言葉】
三語・四語から多語文まで言えるようになった
気持ちや状況を言葉で言えるようになった

外から帰ったら玄関で「ただいまー」と言える

 

理解している言葉の数、使える言葉の数ともに大きく増えて、
自発的・応用的な広がりを見せつつある

 

具体的な内容は下の「◆言葉の力はどのくらい伸びましたか?」に書きました。

 

【遊び】制作遊びに興味を持つようになりました
・ねんどに少し興味をもつ(型抜きのブームがあった)
・折り紙に少しは対応(渡すと半分&半分に折れる、母が作った動物や野菜で遊ぶ)
・お絵かきに興味をもつ(テレビ番組に合わせて同じものを書こうとすることも)
・ぬり絵に興味をもつ(園でぬり絵をして持って帰ってきたり、家でもぬり絵をする)
・クレヨンの筆圧が強くなった

・水遊び、どろ遊びが楽しくなった
・砂や絵の具で手が汚れるのを気にしなくなった

・借りたり買ったりした絵本を「本読むー」と何回も読む

現在なぞり書きのブーム(ひらがな、数字、めいろなどを毎日なぞり書きしている)

 

【関わり】遊びのルールを理解し始めました

・お手伝いが好き(洗濯物をたたむ、レンジにセットする、
・サンドイッチをつくる、園のお当番さんの仕事を楽しむ、
・お風呂でシャワーかけてくれる、靴をはかせようとしてくれる)

 

伝言「ととに〇〇〇って言ってきて」を言いに行ける
「とと、ごはんー」、

歯科検診の結果を見せて「むし歯ゼロー!」

 

かくれんぼのルールの理解をしてきた

(隠れた人を探して「みーつけた」と言うことを理解、
鬼になるという仕組みは未理解)

じゃんけんの理解(チョキはパーに勝つ&あいこは理解)
おままごとの理解(買い物ごっご、おもちゃのハンバーグを焼いて食べさせてくれる、
定食セットのおもちゃを配膳してどうぞしてくれる)

 

・おもちゃの複雑な組み合わせが1人でつくれる
(積み木やブロックのパッケージにある作品例と同じものをつくれる、
プラレールの説明書のレイアウト例をみて1人でつくれる)

・まねっこ(先生がピアノをひくマネをしながら歌をうたう、
スーパーで自分が買い物カゴをもって買い物をする、
母のまつ毛ビューラーを取って自分の目にあててみる、
母のUV手袋を自分の腕にはめてピース)

 

【指先・運動】
・注ぐ動作OK
・三輪車に乗れる
・はさみで直線連続切りができる

・スキップできる
・ケンケンパーができる
・ホッパーで跳ぶ
・壁面をのぼる
・身長くらいの高さからジャンプできる

※逆上がりはできていない
※シャボン玉は苦手なまま(風車もフー!で回せない)
※小さいボタンは一人で着脱できない
※ひもむすび教えれていない

 

【身の回り】
・トイレ自立
・手洗いの習慣と自立
・くちゅくちゅぺーのうがいができる
※ガラガラうがいはできない
※歯みがきは飲み込んでいるため歯みがきチューブを使えてない
※食事や着替えの介助は部分的にまだあり、課題

 

 

言葉の力はどのくらい伸びましたか?困りごとは解決しましたか

応用する、自ら言葉をつむぐようになった
——————————————
・大きいほう、ぬるの、せなか
 (2つあるうちの大きい容器に入ったワセリンを背中に塗ってほしいという要求)
※上記のほか、以下カテゴリに書いたものすべてが該当します

 

多語文が出るようになった
——————————————

・えんぴつどこいったかな?あ!あったー
・かか あっち行こ おきてよー
・〇〇ちゃんカレーこぼした びちょびちょ
・パンのせて マヨネーズのせて ハムのせて
レタスのせて パンのせて サンドイッチ

 

気持ちを言うようになった
——————————————
・うわ~ おいしそう
・えっと~…どれにしようかな
・プールたのしかった
・よいしょ~よいしょ~(登る動作で)

 

状況を言うようになった
——————————————
・うわー雨がふってる
・うわーできた~できあがり~
・ちょっとベタベタしてる
・あ!とと帰ってきた
・ガスあつい(から触っちゃだめ)
・すずしーい(エアコンの効いたお店に入る、お風呂上がりにドアを開けた瞬間など)
・パンツ反対やー(前後反対に履いて笑いながら言いに来る)
・よるー暗い(カーテンから外が暗いのを確認して言いに来る)
・〇〇せんせい

 

ほか
——————————————
・性別を答えられる(自分以外のも)
・誕生日を答えられる
・月と曜日の理解ができ、言える
・建物の階の理解ができ、言える
・ものの数をかぞえられ、言える
クラス全員のフルネームを読めて言える
先生の名前がわかって言える
園全体のクラス名がわかって言える
理解したとき、うなづく
わかった?と聞くと「はい、わかったー」とお返事する
トイレでうんちが終わってないとき「まだ出る」と言える
園の朝夕のごあいさつ文や給食のごあいさつ文を覚えて言える
・歌をたくさん覚えて歌える&音程もとれてきた

 

書き出してみて、こんなにたくさん話せるようになったのだなと!
半年前と比べてすごく成長しました

それに一年前はしゃべっていませんでしたので、
そこから考えると本当に驚きです。

 

子供が理解している言葉の数、使える言葉の数、
ともに大きく成長してくれたことで、
やり取りの楽しさを感じられるようになりました

自然とこちらの話す文章の長さも長めになってきています。

 

 

家庭療育プログラムで、期待した効果は得られましたか

幼稚園への入園前後の半年(1月~6月)、ということで、
プログラムの実施期間と、
子供が持っている力が徐々に徐々に成長していく時期が、
うちの場合はちょうどうまく重なったように思います。
一番の成果は入園前のトイトレ完了!でした。

 

トイトレの経過については、詳しくこちらにまとめています。

 

家庭療育プログラムの内容 やりやすさ・気づきはどうでしたか

発達が少し遅かったり未熟な部分を、
周りと比べてただ心配するだけではきっと苦しかったと思いますが、
メルマガやサイト情報を読むことで親としていろいろな理解ができましたし、

プログラムを実施して実感することによって、
「対応できるんだ」「こうやったらいいのか」と思える心強さが
私には大きかったです。

 

やるべきことをコツコツ積み重ねて、
だんだんと効果を感じていけました。

今うまくできないことを「できるようにしてあげたい」
「こうしたらできるようになるからね」という気持ちをもってやってきて、
子供と二人三脚でした。

 

つまづきを感じて落ち込んだとき
澄川先生にメールで相談できたことも、心強い助けになりました。

 

 

家庭療育プログラムは取り組みやすいものでしたか?何がやりやすかったですか。

家庭療育という考え方に、まずは拍手と感謝です。

やりやすかったのは「話しかけ方がわからないならこれを言う」という発想。
具体的には「実況」と「代弁、自問自答」です。

 

 

家庭療育プログラムで気づきはありましたか?

こんなことで子どもが伸びるんだ、これは気づかなかったなど。

 

家庭療育プログラムを知らなければ、

・動詞を教える

・形容詞を教える

・副詞を教えるetc.、
そしてそれらが必要十分かどうか?などという発想自体がなかったですので、道しるべになりました

 

自問自答を聞かせることで子供の言葉を育てる仕組みとわかれば、
その独り言を楽しもうとする余裕が生まれました。

親のストレスが減って子供も伸びる、良循環です。

 

 

動画プログラムを受講して 現在の状況
<お子さんの今の困り事や今後の課題と思っていること>

こちら、まとめての記入になります。

毎月プログラムの内容を実施していく中で、
やみくもではなく適切なやり方で子供を導けている、
その結果、できることがちゃんと増えていっている、と実感できました。

 

園生活の刺激とプログラムの相乗効果で
短期間に大きく成長してくれた息子ではありますが、課題も残っており※

※残る課題
・オウム返しはある
・簡単ないくつかの質問にしか答えられない
・どっち?に答えられないことも多い
・日常会話のラリーはまだできない
・言葉が棒読み調になる
・発音にたどたどしさがある
・スプーン、フォークの自立が完全ではなくお箸に進めない
・着替えを手伝ってもらいたがる
・説明が長くなるとじっと聞けなくなりもぞもぞ動く

今後どうしようというのはつねに頭にありました。

 

プログラム終了の少し前に受けた発達検査の結果は、

姿勢運動、認知適応、言語社会、全体領域のうち、

言語社会のみがボーダー領域、他は問題なしという結果でした。

 

検査中の息子の様子、心理士さんからの
「知識が貯えられている様子は伺える。
あとは対人コミュニケーションの経験を積んで力を伸ばしていけたら」という評価を受けて、
なにか自分の中でカチッと、迷いが切れる音がした気がしたんです。

うまく言えませんが、怖くなくなった

 

この子は大丈夫だし、これから伸びる力を私は信じるし、
一年後を見据えて凹(言語)へのサポート体制をとろうと、動きました。

 

各所への相談、療育先見学、各種手続きまで
いろんな方面に追われることとなりましたが、
幼稚園が夏休みに入ると同時に言語療育のクラスが始められるため、
ホッとしています。

週1回ではありますが
STさんの指導を新たな武器に加えて、息子をサポートしていきたいです。

最後にメッセージがあればお願いします

家庭療育プログラムは、ご自身が悩んだ子育て経験をもとに作られており
当事者目線で、多くの支援実績を重ねてこられていること、
メルマガやサイトの情報のひとつひとつに信頼感が持てました。

また家庭療育プログラムを実施するにあたり、
やり方や効果に対して疑問に思うこともなかったです。

 

私たち親子にとっては、
いちばん必要とする時期に出会えて取り組めたのではないかと思います。
ありがとうございました。

 

こちらの支援事例は、家庭療育プログラム:ベーシックプログラムの支援事例です。

身の回りの事(トイレ・着替え・食事)や運動面がすでに出来ている場合は、家庭療育プログラム:ことばプログラムで支援しています。

小学生のお子さん向けには、小学生向けプログラムで支援しています。

名称、分野は異なりますが、言葉の支援方法は同じです。

 

言葉が遅いけれど、どうしたらいいか分からない、家庭の毎日の会話の中で教えられるコツが知りたい方はぜひご相談くださいね。

 

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