発達障害や言葉が遅い子の家庭療育方法

言葉の発達段階毎「言葉が出ない・遅い子のつまずきポイントはここ」幼児期の言葉の育て方

言葉の発達段階毎「言葉が出ない・遅い子のつまずきポイントはここ」幼児期の言葉の育て方

言葉の発達段階ごとに、2歳3歳4歳5歳6歳

言葉が出ないところから、相手に分かるように喋れる・普通に会話できるようになるまで、言葉の発達段階ごとに、自閉症の息子やお客様の事例をもとに、2歳3歳4歳5歳6歳の言葉が遅い子がつまずきやすいポイントとそれぞれの言葉の発達に合わせた言葉の引き出し方についてまとめました。

 

2歳3歳「言葉が出ない子から言葉を引き出す・言葉を育てる」には

2歳や3歳で言葉が出ないとお悩みの方、まずは子どもの要求を代弁することから始めましょう。

 

言葉が苦手な子は、必要のないことを言おうとは思わないので、

一緒に居る家族のことをわざわざ「ママ」「パパ」と読んだり、

目の前のことを「あれ面白いね!」と伝えようとしたりするのはもっと先になることが多いです。

 

【要求の言葉を引き出す】

子どもにとって必要な言葉から教えていきましょう。

要求以外にも、好きなものをあらわす言葉から始めると良いです。

>>ちょうだいから三語文まで発語を促すカンタン家庭療育

 

この時期は、顔の筋肉が発達途上のため、「発音がよくない」ということがよくありますが、

沢山喋るうちに改善していくので大丈夫です。

発音が良くないと感じたら、ゆっくり話してあげるようにすると良いですよ。

>>幼児の発音が悪いのは直した方がいい!?直し方は?発音矯正の問題

 

【語彙を増やす】

・言葉が出始めると、身の回りの物の名前に興味が出て来ます。

>> 言葉が遅い子の語彙を増やすには

 

言葉が遅い2歳3歳の子の「言葉を増やし簡単な会話のやり取り」が出来るように

言葉が出てきても、いろんな発達段階で、なかなかそこから言葉が進まない時期が来ます。

 

言葉が自然と発達していかないのには、発達段階ごとに理由があります。その理由を1つずつ解決して行かないと、なかなか次に進んでいきません。

それぞれに対処方法があります。

私の息子の事例やお客様の事例を分析すると、言葉の発達のつまずきポイントは次のようなことが主です。

 

【名詞が多い・二語文が出ない】

・単語ばかり増えて、動詞や形容詞がほとんど出てこない。

・言葉は100以上出ているけれど、二語文が出ない。

>> 言葉が遅い子の「動詞が少ない」「やって」しか言わない理由と教えたい言葉

 

【質問に答えられない】【オウム返しをする】

・問いかけ・質問をしても無視する。

・質問の言葉をそのままオウム返しする。自分の答えではない事を言う。

>>会話ができない・言葉が遅い子は質問に答える練習をする

>> オウム返しとは?なんでオウム返しをするの?オウム返しを利用した言葉の引き出し方とオウム返しの卒業に向けた練習方法

 

言葉が遅い2歳3歳4歳5歳の子の「言葉を増やし日常会話を支障なくできるように」していくには

言葉が出てきても、日常会話が支障なく出来るようになるまでには、まだまだ、いろんな発達段階で、なかなかそこから言葉が進まない時期が来ます。

 

【自分の要求しか言わない】

・自分の要求しか言わない。「見て見て!あれ・・・だよ。」などの共感の会話をしない。

>>3歳入園前の子 目の前の事をよくお話ししてくれるようになりました

 

【話が聞けない】

・親や先生の説明を聞いてくれない。園の一斉指示が聞けない。

>> 話を最後まで聞かないのはなんで?言葉が遅い子についての悩み

 

【振り返りの会話が出来ない】

・今日の出来事を教えてくれない。

・園の先生に聞かないと何があったか分からない。

>>言葉の遅れがある子が今日の出来事を詳しく伝えられるために 息子を例にして

>> 会話が出来ず園の出来事を話してくれない 子どもと会話を楽しむ方法

 

【会話が広がらない】

・会話に具体性がない。何したかは分かっても、どうやってしたのか、情景が伝わってこない。

>> 会話が続かないのはなぜ?どうしたらいい?子どもの言葉の遅れについて

 

【会話のキャッチボールが出来ない】

・質問しても一言しか返ってこない。

・会話が続かない。

>>言葉が遅い4歳の子「自分で質問をしておいて答えを聞かない」のはなんでですか

 

【自分で文章を作れない・丸暗記の言葉が多い】

・丸暗記の言葉ばかり。
・どこかで聞いたセリフをあてはめて会話する。
・自分で文書を作れない。

>> アニメのセリフを持ってきて会話するのはなぜ?言葉が遅い子の会話について

>>言葉を丸暗記して喋るのはなんで?言葉が遅い子のよくある事例について

 

【うまく説明できない】

・うまく説明できない。言葉足らず。

・「てにおは」が入っていない。

・主語やキーワードが抜けている。

・話を聞いても良く分からない。またはママにしか分からない。

・「えっと」「あのね」「これ」「こう」ばかり使って話す。

>>「支離滅裂で何言ってるか分からない」言葉が遅い4歳5歳の子の会話の特徴と改善方法

>>4歳や5歳の軽度な言葉の遅れってどんなもの?うまく話せない理由について

 

言葉が遅い5歳6歳:就学前の子「お友達とも通じる会話」「小学校の授業理解の準備」のために

言葉の遅れがおおよそ追いついてきた・発達して来たら、その言葉の力を使って、

お友達と会話し、お友達と関係づくりをしたり、

授業を理解するために絵本を読み込んだりしていくと良いです。

 

【日常会話】

・時系列に説明できない。

・漠然とした質問に答えられない。

>>言葉が遅い5歳の子のご成長事例から「抽象的で漠然とした質問」に答えられるように

 

【お友達との会話】

・自分の気持ちが言えない。

>>集団の中の困りごとも ママとの会話で解決していける

 

【小学校の授業理解の準備】

・絵本の起承転結や主人公の気持ち、お話しのオチが分からない。

 

そうすれば、小学校も安心ですね。

>> 就学・入園に必要な言葉の力

 
 

言葉が遅い子のご家族をサポートしています。

<家庭療育プログラムで直接のサポート>

▼トイレや着替えなどもまだな子に

子どもらしい遊びや言葉・生活の力を「ベーシックプログラム」

 

▼軽度な言葉の遅れや日常会話対策・就学対策にも

ことばプログラム

 

▼小学生・特別支援学校のお子さん向け

小学生向けプログラム

 

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